神社は、宗教法人格を持って登記されていれば宗教法人です。一方で、法人格のない神社・祠・任意団体は、宗教法人としての承継対象にはなりません。
宗教法人には寺院・神社・教会など複数の種類があり、それぞれ特徴や取得時の注意点が異なります。本記事では、寺院・神社・教会の違いと、M&A・承継を検討する際に押さえておくべきポイントを解説します。
神社は、宗教法人格を持って登記されていれば宗教法人です。一方で、法人格のない神社・祠・任意団体は、宗教法人としての承継対象にはなりません。
宗教法人には寺院・神社・教会など複数の種類があり、それぞれ特徴や取得時の注意点が異なります。本記事では、寺院・神社・教会の違いと、M&A・承継を検討する際に押さえておくべきポイントを解説します。
日本の宗教法人は大きく以下の4種類に分類されます。
| 種類 | 主な宗教 | 包括法人の有無 |
|---|---|---|
| 寺院 | 仏教 | あり(宗派) |
| 神社 | 神道 | あり(神社本庁等) |
| 教会 | キリスト教・その他 | あり(教団) |
| 単立法人 | 問わない | なし |
文化庁の統計によると、日本には約18万の宗教法人が存在し、そのうち仏教系が約7万7千、神道系が約8万5千、キリスト教系が約4千となっています。
多くの寺院は宗派(浄土宗・曹洞宗・真言宗等)の被包括法人として登録されています。被包括法人の場合は以下の点に留意が必要です。
単立法人(宗派に属さない寺院)の場合は、これらの制約がなく自由度が高くなります。
墓地・納骨堂経営を目的とした取得をご検討の方は、墓地・納骨堂経営を見据えた宗教法人承継の要諦もあわせてご参照ください。
多くの神社は神社本庁の被包括法人です。ただし神社本庁に属さない「独立神社」も存在します。神社本庁の被包括法人の場合は以下の点があります。
当サービスでは宗教法人格を保有する活動中の神社を取り扱っています。法人格のない空き神社・廃社は対象外です。
特定の宗派・教団に属さない単立法人は、包括法人の制約を受けないため自由度が高い特徴があります。
各種類の主な特徴を一覧で整理すると以下のとおりです。
| 項目 | 寺院 | 神社 | 教会 | 単立法人 |
|---|---|---|---|---|
| 主な不動産 | 本堂・墓地・庫裏 | 社殿・境内地 | 礼拝堂 | 様々 |
| 包括法人 | 宗派 | 神社本庁等 | 教団 | なし |
| 上納金 | あり(宗派による) | あり(神社本庁等) | あり(教団による) | なし |
| 代表役員資格 | 宗派による | 宗派による | 教団による | 法人規則のみ |
| 自由度 | 中 | 低〜中 | 中 | 高 |
| 案件数 | 多い | 最も多い | 少ない | 少ない |
A. 案件数は神社・寺院ともに多くあります。取得のしやすさは被包括法人か単立法人かによって大きく異なります。単立法人の場合は宗派の制約がなく、比較的取得しやすい傾向があります。
A. 宗派によって異なります。宗派の規則で住職(代表役員)の資格要件が定められている場合は、要件を満たす必要があります。案件ごとに規則内容をご確認ください。
A. 当サービスでは取り扱っておりません。宗教法人格を保有する活動中の神社のみが対象です。
A. 特定の宗派・教団(包括法人)に属さない独立した宗教法人のことです。上部組織の制約を受けないため、運営の自由度が高い特徴があります。
宗教法人の種類によって、包括法人との関係・代表役員の資格要件・運営の自由度が大きく異なります。取得を検討する際は、被包括法人か単立法人かを必ず確認することが重要です。Japan Temple MAでは、種類・宗派・エリアなどご希望の条件に合わせた案件をご提案しております。お気軽にご相談ください。